LIXIL(リクシル)カスタムバニティの特徴・価格・デメリットまとめ|掃除がラク&おしゃれな造作風洗面台

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リクシルのカスタムバニティ 掃除のしやすさや価格帯などをまとめてみた! のキャッチコピー入りのアイキャッチ
にしこ

こんにちは、にしこです。

洗面台をリフォームするとき、「既製品にする?造作にする?」ここで悩む方、多いのではないでしょうか?

わが家もリノベ当時、同じように悩み、最終的に「LIXILピアラ+施主支給」で“造作風洗面台”をつくりました。

わが家が12年前に作成した、リクシルピアラで作った造作風洗面台。
12年前(2013年)のリノベで、
LIXIL ピアラを使って作った、造作風洗面台

価格は抑えつつ、掃除がラクで可愛らしい仕上がりになったとは思いますが、もっと造作っぽくしたかったな…」という思いがあります。

そんな中、最近調べていて見つけたのが
2025年4月に発売された「LIXILのカスタムバニティ」

これは、まさに“既製品と造作のいいとこ取り”

今回は、同じ悩みを持つ方に向けて、カスタムバニティの特徴・価格・注意点・アレンジ方法をわかりやすくまとめます。


目次

造作洗面台と既製品との違いって?

造作洗面台の施工例

造作洗面台は、大工さんや建具屋さんに依頼して“完全オリジナル”で作る洗面台。

・サイズ自由
・ミラーや棚も好きに選べる
・とことん好みを反映できる

のが魅力です。

ただし、費用が高額で、メンテナンス性が下がる場合もあります。

一方 既製品(ユニット型) は、
・機能的で掃除しやすい
・故障時の対応が安心
・比較的リーズナブル
というメリットがある反面、
「デザインの自由度が少ない」という弱点があります。

この“どっちつかず問題”を解決するのが、最近増えてきた
半造作(セミオーダー)タイプの洗面台。

そしてその代表格のひとつが、今回紹介する LIXIL「カスタムバニティ」 です。

LIXIL(リクシル)カスタムバニティは造作風の“ちょうどいい落としどころ”

私が「これは理想に近い!」と思った理由は、既製品の安心感×造作のおしゃれさが両立しており、価格も造作に比べリーズナブルな点。

LIXIL カスタムバニティの特徴まとめ

洗面ボウル(ハイバックひろびろボウル)

  • 水はねしにくく掃除がラク
  • ボウルが広く、スロップシンク的にも使える
  • 4色展開:色は白、グレー、グレージュなど

壁付のくるくる水栓

  • 根元に水が溜まらないので手入れがラク
  • 吐水切り替え可能でホースが伸びる

天板カウンター(耐水メラミン)

  • 耐水性&耐久性が高く、造作よりメンテが安心
  • 11色展開:木目・石目・抽象柄など

サイズ展開

  • 洗面ボウル:600/750/900mm
  • カウンター:最大1800mm(カット可能)
  • 中央・片寄可能(片寄範囲はやや狭い)

他社製品との組み合わせによる不具合がなく、素材も「メンテナンス性」に優れているので、長く安心して使えます。

にしこ

造作のおしゃれな雰囲気が手軽に取り入れられること、ショールームで実際に組み合わせや素材を確認できることもメリットですね。


ハイバックカウンター水栓のメリット(掃除がラク)

リクシルのハイバックカウンターの洗面台とくるくる水栓
リクシル、ハイバックカウンターの洗面ボウル。写真は既製品ですが、カスタムバニティの洗面ボウルも同タイプ。

普通の洗面台だと、水栓の根元がすぐ濡れますよね。
ここがカビや水垢の温床に…。

ハイバックタイプは
・水栓まわりが濡れにくい
・水が乾きやすい

・壁も汚れづらい
というメリットがあり、掃除の負担がかなり軽いです。

私は過去にピアラを使っていて「掃除のラクさ」は実感済み。
カスタムバニティでも同じメリットを得られます。


カラーシミュレーターが優秀

LIXILの公式サイトには、床材や扉カラーまで変えられる組み合わせシミュレーターがあります。

洗面ボウルの大きさやカウンターの長さは変更できませんが、
・天板の色
・ボウルの色
・空間全体の雰囲気
がイメージしやすく、使い勝手◎。

以下は、私がシミュレーターで作成したイメージ画像です。

理想の組み合わせを探すのが楽しいです。よかったら試してみてください♪

出典:LIXIL公式サイト カスタムバニティカラーシミュレーター
👉LIXIL | 洗面 | カスタム バニティ | カラーシミュレーション

カスタムバニティに合う鏡は?ミラタップやIKEAもおすすめ

カスタムバニティの基本セットの内容は、
洗面セット(水栓ボウル、水栓、排水金具)、
カウンター(天板)、下棚、棚のブラケット(棚受け)

ミラーや照明器具はついていません

LIXILのカタログに載っているミラーは、
角形/丸形の化粧鏡や、一面鏡/三面鏡のミラーキャビネット。
側面色は、ホワイト/クリエダークの2種類です。
三面鏡の定価は10万円以上とややお高め。

そのため、他社製品を施主支給するのもおすすめです。

SNSでは、ミラタップ(旧サンワカンパニー)の三面鏡IKEAの鏡も人気のようです。

12年前、私自身はIKEAの3000円の一面鏡を使いました。
大判で見やすく、今でもキレイでコスパ◎の商品でした。

ネットショップなどでも、お手頃価格の鏡が色々ありましたよ。

【参考商品】

LIXILのミラーキャビネット↓

楽天ショップのミラーキャビネット+照明つき↓

にしこ

私は、次に選ぶなら収納つきのミラーにしたいと思っています。

よりおしゃれに造作風に見せるアレンジのコツ

「カスタムバニティ」の標準仕様に、さらに手を加えると、造作感がぐっと増します。

  • ミラーを大判にしたりデザインにこだわる
  • ブラケットライト(ウォールライト)をつける
  • 壁にタイルを貼る
  • カウンターを長くする

可愛いライトがついているだけでもテンションが上がります。

【参考商品】

にしこ

楽天市場やAmazonなど、1万円以内でも可愛い商品がたくさんありました。好みのライトを見つけてみてください♪


カスタムバニティの口コミまとめ(SNS調査)

新商品ながら、SNSでは徐々に投稿が増えてきています。多かった意見をまとめました。

● 良い口コミ

  • 「グレー、トープのボウルが可愛い!」
  • 「ボウルが大きくてスロップシンクとしても使える」
  • 「造作ほど高くなく、既製品よりおしゃれ」
  • 「ハイバック×くるくる水栓で掃除がとにかくラク」
  • 「アイカから変更して14万円減額できた」(Xより)
  • 「天板とボウルの色合わせが楽しい」

● 気になる口コミ(デメリット)

  • 「ボウルの片寄せ範囲が狭い」
     →より大きく片寄せたい人は造作を選ぶ。
  • 「収納が少ない(下が棚板だけ)」
  • 「タッチレス水栓が選べない」
  • 「水栓のデザインが好みじゃない」
  • 「生産が追いつかず納期遅れ」(2025年秋時点)

● まとめ

4月発売 → 8月に新色追加で一気に人気が加速した印象です。
特に トープ・グレーのボウル抽象柄天板 が「可愛い!」とSNSで話題になっていました。

カスタムバニティの価格(目安)はどれくらい?

カタログ記載価格:190,000円~230,000円(税別)
(注:洗面セットとカウンターのみの価格です)

ただ、カタログの施工例を見ると、
カウンター下に棚をつけたタイプだと 250,000円〜330,000円くらい のケースもありました。

別途必要なのは

  • ミラー
  • ブラケットライト
  • 取り付け費用
  • 下棚代
  • タイルなどオプション

詳しくは、LIXIL「カスタムバニティ」カタログで確認してみてください。

また、お手頃価格のネットショップもあるので、
「できるだけコストを抑えたい」という方はチェックしてみてもいいかもしれません。

参考までに、価格帯のわかるショップリンクを貼っています(広告リンク)

ネット購入の場合は、配送条件や取付の可否などに注意が必要です。
設置が難しいケースもありますので、
購入前に工務店さんやリフォーム業者さんに確認しておくと安心ですよ。

※価格・仕様は記事執筆時点の情報です。
 最新情報は販売ページでご確認ください。


カスタムバニティのデメリット(ここ大事)

① 価格が上がりやすい

LIXIL公式の価格帯は 19〜23万円(税別) ですが、

  • 天板を長くする
  • 下棚をつける
  • 鏡・照明・タイルを購入する

など、追加費用がかかるため、最終価格が見えにくい傾向があります。

本体価格だけで判断すると、後で「思ったより高かった…」となりがちな点に注意です。


② 実物や施工例を確認しづらい

発売からまだ時間が経っていないため、
既製品に比べ 展示しているショールームや施工例が少ない のが現状です。

特に

  • 抽象柄の天板
  • トープ/グレー系ボウル

など、写真だけだと質感が判断しづらいので、
できればショールームで実物を見た方が安心です。


③ 希望通りにできない場合がある

  • カウンターの長さはカット可能だが、ボウルのサイズなどで、対応できない長さあり
  • ボウルをカウンターの左右に寄せる場合、
    600・900ボウルの場合→壁から150mm
    750ボウルの場合→壁から225mm
    と決まっている。

④ 組み合わせの検討が必要(意外と悩む)

  • 天板の長さやボウルのサイズ
  • ボウル位置
  • ミラーのサイズやデザイン
  • 下棚を付けるかどうか
    など、造作洗面並みに決めることが多く、
    「とにかく早く決めたい人」には向かない場合があります。
にしこ

購入前に、選んだ施主支給品が施工可能か、工務店さんに確認する必要もありますね。


⑤ 収納量は少なめ

下部は“オープン棚(天板+棚板)”のため、
引き出し式の洗面台と比べ、収納量は少なめです。
生活感を隠したい人は、ミラーキャビネットを組み合わせるか、
別途収納を足す必要があります。

まとめ

  • コストを抑えつつ、既製品の安心感+造作風アレンジが可能
  • 汚れにくく、掃除がラク
  • ミラーや照明を工夫すれば、さらにオリジナル感が出せる
  • 完全造作よりコスパ◎
  • ただし、展示や施工例が少ない&組み合わせ検討はやや大変

「造作に憧れはあるけど、メンテナンス性や費用が心配」という方、リクシルのカスタムバニティの洗面台はおすすめです。
よかったら検討してみてください。

私も次の家づくりでは、ぜひ取り入れたいです♪

最後までお読みいただき、ありがとうございました✨

洗面台の鏡の選び方の記事はこちら↓

LIXILピアラの造作風洗面台についてはこちら↓

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