玄関マット・トイレマットはいらない?│転倒リスクから考える“マットなし生活”のススメ

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マットなし生活のススメ 理学療法士が考える安全な家づくりのアイキャッチ 玄関のマットを敷いていない写真
にしこ

こんにちは、にしこです。

理学療法士として、日々ご自宅での生活を見る中で、
「マットが原因の転倒」を何度も見てきました。

玄関マット、キッチンマット、トイレマット…。
なんとなく「敷くのが当たり前」と思っている方も多いかもしれません。

でも実は、マットは使い方次第では転倒の原因になることもあるんです。

もちろん、マットには役割もあります。
だからこそ大切なのは「本当に必要か?を一度立ち止まって考えること。

この記事では、マットを敷かない暮らしのメリットや注意点、
そして安全に快適に暮らすための工夫をまとめました。


目次

玄関マットやトイレマット、本当に必要?まずは役割を整理

家の中にはマットがたくさんありますが、それぞれきちんと役割があるんです。
まずは、それぞれのマットの役割を整理してみましょう。

スクロールできます
場所一般的な役割メリットデメリット・注意点代替案・考え方
玄関砂・汚れを室内に持ち込まない床が汚れにくいズレやすく、滑りやすい。つまずきやすい。こまめな掃き掃除・拭き掃除
キッチン油や水はね・食材での汚れ防止
冷え防止
床が汚れにくい足元が暖かい
汚れやすく掃除が手間。細長くめくれやすい。滑り止め付きルームシューズ
トイレ汚れ防止・装飾見た目が整う洗濯の手間・衛生面マットなし+拭き掃除
洗面所水はね防止床が濡れにくい濡れると滑りやすい必要時のみタオル使用
脱衣所体の水分を吸収冷え防止床材の劣化防止冬は暖かいカビ・滑り速乾タイプ+使用後干す
リビング防寒・防音快適性UP毛足が長いとつまずき毛足短・端がなだらかなラグ

ポイントは、「役割」と「リスク」の両方を見ることです。


なぜマットは危険?転倒リスクになる理由|高齢者の家庭でよくある例

ズレ・めくれ・毛足の長さが原因になることも

マットは柔らかく安全そうに見えますが、
実際には以下のような理由でつまずきやすさの原因になります。

  • 端がめくれる
  • ズレる
  • 毛足が長く足が引っかかる
  • 小さいサイズほど不安定

特に玄関マットはサイズが小さくズレやすいため、
高齢者にとっては意外と危険なポイントです。

スリッパが逆に危険になるケース

ちなみに、スリッパは使い方によっては転倒リスクが高くなることがあります。

踵がないため脱げやすく、スリッパの先が床に引っかかったり、すべったり…
歩行が不安定になりやすく、転倒につながりやすいです。

にしこ

マットだけでなく、
「スリッパで滑ってころんだ」
という利用者さんも多いんです…


マットなし生活でも寒くない│安全に冷え対策する方法

とはいえ、マットをなくすと足元が冷えるのも事実。
特に古い家屋は断熱性能が低く、廊下や水回りが寒くなりやすいですよね。

そんなときは、床に敷くのではなく「履く」発想がおすすめです。

スリッパは危険?おすすめはかかとつきルームシューズ

先ほど、「スリッパは滑りやすくて危険」という話をしましたが、
安全に履けるルームシューズもあります。

  • かかと付き
  • 滑り止め付き
  • 脱げにくい

このようなルームシューズなら、
スリッパよりも安全性が高く、冷え対策にもなりますよ。


将来を考えるなら床材選びも重要│マットに頼らない家づくり

もしこれから家づくりやリフォームをするなら、
床材選びも大きなポイントです。

無垢材など冷たくなりにくい素材を選んでおくと、
将来マットに頼らない暮らしがしやすくなります。

ただし、小さなお子さんがいる家庭や、
高齢期に失禁などで床が汚れる可能性を考えると、
掃除やメンテナンスのしやすいフローリングの方が現実的な場合もあります。

「安全」と「手入れのしやすさ」のバランスを見て選びたいところです。

ちなみに、トイレの位置や動線も、将来の暮らしやすさを大きく左右します。
老後の住まいづくりについては、こちらの記事でも詳しくまとめています↓


我が家の実例

玄関マットなしでも快適に暮らせる

わが家の玄関の写真。玄関マットを敷いておらず、安全でスッキリしている。
わが家の玄関。あえて玄関マットは敷かず、すべりにくく安全な動線を意識しています。

ちなみに我が家は、玄関マットは置いていません。
小さいマットほどズレやすく、個人的にはリスクが高いと感じているからです。

お掃除ロボが日常的に掃除をしてくれることもあり、
玄関マットがなくても砂っぽさを感じることはほとんどありません。

リビングのラグ選びの工夫

また、リビングも春~秋はマットなしです。
普段はソファに座っていますし、体操したり、ちょっと横になりたい時は、その時だけサッとヨガマットを敷いています。

ただ、冬場だけは暖かいラグを敷くことがあります。

わが家のラグの写真。端にむかって傾斜がついており、足先がひっかかりにくく、お掃除ロボが上りやすい仕様になっているのがわかる写真。
わが家のラグ。端に向かってなだらかに傾斜がついています。

その時は、

  • 毛足が長すぎないも
  • ズレにくくめくれにくいもの
  • 端が床に対してなだらかな形状
  • お掃除ロボが登りやすい設計

こういった条件で選んでいます。

これはロボット掃除機が動きやすいだけでなく、
人が歩くときにもつま先が引っかかりにくいというメリットがあります。
(もちろん、リスクがゼロになるわけではありませんが…)

将来、家族が高齢になったときも、このようなラグなら転倒リスクを抑えやすいと感じています。

にしこ

ちなみにわが家はトイレマットも置いていません。
こまめに拭き掃除するスタイルにしています。
マットなしは、洗濯の手間が減り、床も清潔に保ちやすく、家事ラクを求める方にもおすすめです。


「なんとなく敷く」をやめてみる│メリット・デメリットを考えよう

マットは悪者ではありません。

  • 冷え対策
  • 汚れ防止
  • インテリア性

ちゃんと役割もあります。

でも、「当たり前だから」という理由だけで敷いているなら、
一度その目的を見直してみてもいいかもしれません。

そのマットは本当に必要?

メリットとデメリット、どちらが大きい?

もしデメリットの方が上回ると感じたら、
思い切って撤去するのもひとつの選択です。

マットを減らすだけで、
掃除の手間が減り、転倒リスクも下げられることがあります。


まとめ|マットなし生活が向いている人・向かない人

「マットなし生活」が正解というわけではありません。

大切なのは、

  • 家族構成
  • 年齢
  • 住まいの環境
  • 生活スタイル

に合わせて選ぶこと。

私のように、

  • 高齢の家族がいて転倒の危険性を減らしたい
  • 洗濯の手間を減らしたい

という方は、マットなし生活もおすすめです。

逆に、

  • 転倒の心配がない
  • 床の冷たさや固さが気になる
  • インテリアにこだわりたい

という方は、マットあり生活の方か満足度は高いかもしれません。

メリット・デメリットを考えながら、それぞれのご家庭にあった選択をしてくださいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました✨

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