にしここんにちは、にしこです。
今日は、わが家の浴室について「12年使ってみて本当に良かったこと・後悔していること」をまとめます。
新築やリノベーションで浴室を選ぶとき、設備の種類が多くて迷いますよね。
私は「掃除がラクそう!」を最優先にいろいろ工夫したのですが、実際に使ってみると「これは正解!」というものもあれば、「失敗したなあ…」と思うものもありました。
これから浴室づくりを考えている方の参考になればうれしいです♪
ミラーをなくしたことは正解!掃除の手間が軽減
浴室といえば、だいたい標準で鏡がついていますよね。
でも私はあえて「なし」を選びました。
理由はズバリ「掃除が面倒そうだから」。
結果は大正解! 12年経っても鏡なしで不便を感じたことはほとんどありません。
むしろ水垢やウロコ掃除から解放され、ストレスがぐっと減りました。
「でもやっぱり鏡が欲しい…」という方は、最近は後付けできるミラーもあります。
マグネット式など気軽に取り付けられて便利ですよね。
後付けなら、汚れたり古くなってもすぐに取り替えられるのでおすすめです。
カウンターはなしにすれば良かった!後悔ポイント
カウンターも標準仕様でした。シャンプーや洗面器などが置けるようにと、そのまま採用しましたが、正直これは失敗でした。吐水口(蛇口)とカウンターの間が狭く、バケツが入らないんです。
そのため、バケツに水を入れる際はシャワーから入れる必要があります。
また、カウンター裏はカビも発生しやすい…。これが何よりのネックでした💦
物を置きたい場合は、お風呂のフタを半分閉めて置くこともできますし、蛇口の上にもシャンプーくらいは置けます。
カウンターは、なくてよかった設備の一つです。
窓・天井・通気設計で後悔したこと
大きな窓の落とし穴(結露・掃除の負担)
わが家の浴室窓は、旧居のサイズをそのまま採用しており、かなり大きめです。
カーテンをつけるとカビやすいため、目隠しシートを貼っていますが、キレイに貼るのが大変でした…
また、断熱性が低下するため冬は冷えやすく、結露もひどく、窓やサッシを掃除するのも大変です。
たしかに明るいし風通しも良いですが、風通しだけであれば小さめの窓で良かったと思います。
ドーム天井vsフラット天井|掃除のしやすさ比較
ショールームに、見学に行った際、天井が高いハイドーム天井にすると、開放感があってよいと勧められ、わが家はハイドーム天井を採用しました。
最初は気づかなかったんですが、後から掃除をしてみて後悔しました。
丸く天井を上げている分、凸凹が多くなっているんです。また、浴室乾燥機の取り付け部分も段差ができており、間が拭きにくいです。
フラット天井の方が掃除がしやすかったと思います。
棚やタオルバー、シャワーフックも後付けが正解
浴室の付属品は、最初からあれこれ付けないほうがいいなと感じています。
あれば掃除しないといけません…
実際に使い始めてから「ここに棚が欲しい」と思ったら、後付けすればOK。
最近は、マグネットで壁に貼れる付属品がたくさん出てますよね!
そのほうが無駄がなく、汚れても交換が簡単。長く使うことを考えると、この方法がおすすめです。


石鹸ホルダーはダルトンで大満足!
逆に「つけてよかった!」と心から思うのが、ダルトンのマグネット式石鹸ホルダー。
石鹸を浮かせて収納できるので、受け皿がヌメヌメにならず、とても清潔に使えます。



敏感肌用に固形石鹸を使用しているのですが、石鹸置きの掃除のストレスから解放されました!


当時は、この浮かせる石鹸ホルダーは、ダルトンくらいしかなくて。
今は山崎実業のtowerでも似た商品が出ています。
こちらは壁にマグネットで取り付ける商品です↓
ダルトンは、壁に吸盤で取り付けるタイプ。
新しい石鹸をセットしたときは重みで下がりやすいので、100均の透明補助シールを壁に貼ってから取り付けるとずれにくいです。
風呂フタ3点留め具の失敗と代替案
わが家はお風呂のフタの留め具も設置しています。
3点留め具を採用し、浮かせて収納できて便利!と思っていたのですが、壁との隙間が少なく、2枚のフタが密着してしまうため、しっかり乾きません。
洗って干していても、ぬるっとしていることが…
次の家づくりでは、留め具はなしにする予定です。
そして、後付けで、山崎実業のtowerのマグネットバスルーム風呂蓋ドライハンガーをつけたいと思っています。
壁にくっつかずに乾かすことができる優れものです。
山崎実業の風呂蓋にはいくつかタイプがありますので、比較してみてくださいね。
私は、風通しよく干すことができそうな、このタイプを購入しようと思っています。
ドアの選び方|引き戸・開き戸のメリットとデメリット
引き戸は開閉しやすく、中に人がいてもぶつからずにサッと外から開けられる安心感があります。
ただし、レールが長く掃除が大変で、ドアを引くスペースの壁には、棚やバーなども設置できません。
わが家は、横に洗濯機を置いているため、特に奥側のレールに手を伸ばして拭くのが大変です。
引き戸を採用する場合は、掃除のしやすさを考えて、レース周りに手が届くスペースを確保しておく必要があると感じました。
一方で、開き戸は開閉時に体のバランスを崩しやすく、浴室内では転倒のリスクがあります。
介助の際も、開口部の広い引き戸の方が便利。
次の家づくりでは「掃除のしやすさを優先した開き戸」か「安全性を工夫した引き戸」か、よく検討したいと思います。
浴室ドアの詳しい選び方はこちら↓


「掃除のしやすさ」と「老後の安全性」を考えた浴室ドアと配置の工夫はこちら↓


浴室乾燥機|ほとんど使わなかった!その理由は?
便利そうに思えた浴室乾燥機ですが、結局ほとんど使っていません。
わが家は5人家族で洗濯物が多いため、浴室内に干しきれません。
外に干すか、ホスクリーンを設置している室内で、除湿器をかけて乾かしています。
将来、洗濯物の量が減りドラム式洗濯機に買い替えた際は、干す量は減ると思いますが、その際も除湿器で乾かそうと思っています。
次の家ではこうしたい!今後の浴室設計で取り入れたい改良案
12年使って思うのは「浴室はとにかくシンプルに!」ということ。
シャンプーやリンスはかごに入れ、必要なときだけ脱衣所から持ち込む。鏡やカウンターなどはなしでOK。タオルバーなど必要なものは後付けする。
最小限にしておけば掃除がラクになり、壊れても交換しやすい。これが次の家で叶えたい浴室の形です。
まとめ|シンプル×掃除重視の浴室設計のコツ
浴室は、毎日使う場所ですが、湿度が高くカビやすいです。
だからこそ「掃除のしやすさ」が本当に大切だと実感しています。
便利そうに見える設備ほど、実際には掃除の手間が増えることもあります。
これから浴室をつくる方には、ぜひ「本当に必要か?」と一度立ち止まって考えてみてほしいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました✨
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