こんにちは、にしこです。
今回は、IHクッキングヒーター(IHコンロ)のレビュー記事です。
わが家は日立のクッキングヒーター(2口IH+ラジエントヒーター付き(横幅60㎝)型番:HT-H8SF)を使用しています。
基本的に「IHにして良かった!」と思っていますが、3口にしていたらもっと良かったかも…とちょっとだけ後悔も。
特別、料理が大好き!というわけではありませんが、子供もいるため、汁物、メイン、副菜2種類くらいと、毎日料理はしています。
本記事では、そんな私の体験談と、IHコンロの選び方をまとめます!
料理はガス火?IH?掃除はラク?
正直、リノベーションが決まった時から、私は「IHにしたい!」と思っていました。理由は2つ。
- 掃除がラク!
- オール電化で光熱費削減
とにかく、旧居では五徳の掃除が嫌でした。最近は、ガスコンロも昔より掃除がしやすくなっていますが、IHは何と言っても拭くだけです。
もし強めの汚れがついても、ラップにクリームクレンザーをつけて、クルクル拭けばすぐキレイ。
特に料理にこだわりが強いタイプでもなく… 私は普通に家庭料理が作れれば満足です。
光熱費も、オール電化になったことでガス代がなくなり、かなりの光熱費削減につながりました。
ということで、わが家はIHにして大正解でした!
IHコンロ(IHクッキングヒーター)、当時の選択肢を比較
当時のIHの選択肢
- 2口IH+ラジエントヒーター付き(標準60㎝、75㎝)
- 3口IH(標準60㎝、75㎝)
- PanasonicのトリプルワイドIH(3口IH)(105㎝)

当時オールメタルはかなり高額だったので最初から除外。
トリプルワイドにも惹かれましたが、こちらも高額で、魚焼きグリルがないこと、作業スペースが狭くなることを懸念して除外。
2口IH+ラジエントヒーター付きか3口IHどちらにするか検討した結果、旧居のコンロが2口だったこともあり、主で使うコンロは2つで問題ないと思ったこと、当時はまだIH対応外の鍋も持っており、それも使えたほうがいいなと思ったことから、一番安価な2口IH+ラジエントヒーター付きを導入しました。
期待以上だったこと|IHコンロの便利機能
「掃除がラク」「オール電化で光熱費削減」は期待どおりでしたが、他にも嬉しい機能がありました。
- 適温調理モードがある
やかんで湯沸かしした後に自動で火が消える、揚げ物の油を一定温度に保つなど、失敗しにくくなりました。
子育て中や忙しい時期には安心感が大きいです。 - タイマー機能
煮物やおでんなど、時間をセットしておけば他の家事をしている間に自動で調理完了。
時間を効率的に使えるようになりました。 - 切り忘れ防止機能
他の家事を同時進行でやっているとつい忘れがちですが、自動でオフになるので安心です。
最近はガスコンロにも似た機能があるようですが、IHで体験しとても便利でビックリしました!
実際に使用してみた感想|後悔ポイント、ちょっと困ること
2口IH+ラジエントヒーター付きは後悔?
実際に暮らしてみると、ラジエントヒーターはほぼ未使用。試しにつけたことがあるくらいで、その後は出番なし。
理由は、
- 温まるのに時間がかかる(火力が弱い)
- 熱効率が悪く電気代が高くなると思うと使いづらい
- ほとんどの鍋やフライパンをIH対応に買い換えた
結果、ただの鍋置きに…(笑)
一方で、子どもが中高生になると食事量も増加。たくさんの食事を毎日作るようになると、「あと1口あれば同時進行できるのに!」と思うことが増えました。
特に、フルタイム勤務で、帰宅後は超特急で夕食を作らないといけません。思い切って 3口IH にすればよかったなという後悔が少しあります。
今ではすべてIH用のフライパンや鍋に買い替え。我が家は鍋料理と防災用にガスボンベ使用の卓上コンロも常備しているので、IHだけでも問題ないです。
ただ、次の家をつくるとしたら、子どもも独立し、夫婦+高齢の母の3人暮らし。
そのときは 2口で十分 だと思います。
お茶を沸かしたいのに、火がつかない!
先ほど、適温調理モードの良さを書きました。
特に湯沸かしモードは、毎日2回、やかんで麦茶を沸かす時に使っています。
ただ… 一旦料理でIHコイルが高温になっていると、その「適温調理機能」がしばらく使えなくなるんです。
お茶を沸かそうとボタンを押すのに、何度もピピピピピ… と音がして消えてしまいます。
一応、手動の中火などは使えるので、沸かすことはできますが、吹きこぼれないよう見ておかないといけません。
作りづらい料理がある
卵焼きやチャーハンなど、最初にフライパンのみ加熱したり、フライパンを傾けたりする料理が作りづらいです。
具材がない状態の加熱(空焚き)不可のため、火が消えることもあります。
油をしっかり引いたり、具材を入れる前に長く加熱しすぎないよう注意しています。
また、軽すぎるフライパンは底が変形しやすく、変形すると部分的に熱伝導が悪くなります。
そのため、私はあえて少し重さがあるフライパンを選んでいます。

チャーハンも、なるべくIHから離さないようにして鍋を振っているよ!
IHトッププレートの横幅、60㎝・75㎝の違いについて調べてみた!
当時は、標準的な幅60㎝を採用している方が多く、わが家も特に調べず60㎝に決めました。
今回は、今後の買い替えのことも考え、60㎝と75㎝の比較を行ってみました。
- IHコイルの直径(〇の大きさ)…同じ
- 手前2口IH間の距離…同じ(主要メーカー)
- 手前と奥側コイル中心の距離…同じ(主要メーカー)
- 左右のスペース…75㎝の方が7~8㎝ほど広い
- 奥側のスペース…75㎝の方が奥側もゆとりあり
- 価格…機種や割引率によるが、1万円~3万円程度、幅75㎝の方が高額
両方とも、シンクやレンジフードに干渉しない標準的な配置に設計されいます。
本体の横幅は同じため、交換時にどちらを選択することも可能です。
結果:鍋を置くスペースの物理的な干渉感は同じ!



よく、大きな鍋でゆとりを持って料理できるって言われるけど、変わらないってことですね…
違いは、IHのガラストップの幅のみ。
メリットは、あつあつの鍋がおけるスペースが広がるってことです。
小さめの鍋なら、ちょっと横後方にずらせば、手前のIHに鍋を置いて料理ができる。
でも、鍋敷きを敷けばいいし、わが家は人工大理石のカウンターに、直接鍋を置くこともあり(ほんとはダメらしいですが💦)、今のところ困っていません。
むしろ、壁とIHのガラストップのスペース間に、オイルポットなどを置いているので、それが置けなくなることの方が困ります。また、ガラストップが小さい分、作業スペースも広くなります。
結論:わが家は60㎝幅で問題なし!
まとめ|IHコンロの選び方
- 何口にする?
家族が多く、料理をたくさん作る人、忙しくて同時調理したい人→3口がおススメ! - どうしても使いたいIH非対応の鍋がある人以外
オールメタル、ラジエントヒーターは必要なし。すべてIHの鍋に変えたほうが結果的にコスパよし。
防災も兼ね卓上コンロを常備するのもおススメ! - IHトッププレートの幅について
ガラストップに熱い鍋を置いておきたい人→75㎝
IHガラストップの横や後ろに料理道具などを置きたい人・作業スペースが広い方が良い人→60㎝
IHクッキングヒーター購入の参考にしていただけたら嬉しいです♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました✨
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