築20年の家をリノベ!わが家の基本プロフィール
2013年、築20年だった夫の実家(戸建て2階建て)をリノベーションし、義母・夫・子ども2人と私の5人暮らしがスタートしました。
リノベ前は独立型のキッチン。思い切って壁を壊し、LDK一体型に。玄関・キッチン・浴室・トイレなども全面的に改装しました。
1階はフルリノベ、2階は間取りを変えずに壁紙や和室の変更。外壁や玄関ドア、設備もすべて手を入れています。
「どうせやるなら!」と、当時はとにかく熱量いっぱい(笑)
そして、あれから12年。この家は今も私たちの生活のベースになっています。
「リノベ希望リスト」とは?|打ち合わせで役立った理由
先日、掃除をしていたら、懐かしい資料が出てきました。
それは、リノベーションの打ち合わせのために作った「リノベ希望リスト」。
わが家の希望を書いて、雑誌やネットから集めた写真を貼ったものです。
今で言う「家づくりノート」に近い感じです。
正直、要望は多かったと思います(笑)
たくさん調べて、希望もたくさんありました。
そして、そこにプロの意見を取り入れつつ、一緒に作り上げていきました。
見返してみると、当時の自分の熱意がひしひしと伝わってきて…
「仕事と子育てで忙しい中、よく頑張ったなぁ…」と思います。
工務店に伝わる!「リノベ希望リスト」の作り方
- 「現在の住まいの課題」や「理想の暮らし」など、とにかく思いついたことを書き出す
(まずは予算や物理的な問題は考えない!) - 家族で話し合った内容や自分のアイデアを、ノートやスマホにメモ
- 雑誌やネット画像で、好きなインテリアや設備の写真をたくさん集める
- 大まかな予算や優先順位を考える
- たまったらPCのWord(Microsoft Word)にまとめる

希望を詰め込み、A4用紙5枚になりました💦
「リノベ希望リスト」のまとめ方
大まかに、このような項目でまとめました!
- コンセプト
家族がリビングに集まる家、掃除がしやすい家、寒くない家、etc… - テイスト
シンプル、北欧ナチュラル、白を基調に…、etc… - 全体の仕様
クロス、建具、窓、床材の素材や色の希望について - 場所別の仕様
外観(庭)、玄関、LDK、浴室、etc…
細かい希望を箇条書きに
にしこ具体的な希望がなくても、
こういうことに困っているから、改善策を提案してほしい。
などのお願いも記載しました。



私も最初は、白が基調の「北欧ナチュラル」が好きかな、くらいのぼんやりした好みでした。
でも、画像を集めるうちに「フレンチカントリー」の可愛さやアイアン素材にも惹かれて。少しテイストをミックスして、好みのインテリアになりました。
フレンチカントリーな、こだわりの玄関タイルの記事です↓


2回目以降の打ち合わせで、追加で工務店に渡した資料
打ち合わせを繰り返す中で、以下の資料も準備しました!
- リノベ後も使いたいものリスト
- 造作風洗面台の設計図(スケッチ)
- 間取り図にコンセント位置や変更点を書き込んだもの
リノベ後も使いたいものリスト
これは、リノベ後も使いたい家具や家電、照明器具や、冷暖房器具などの“使用したい場所の幅・奥行き・高さを測って記載したもの”です。
また、新しく購入したい家具のサイズなども調べて一緒に一覧表にしました。
そして、工務店さんに渡して、間取り図に配置してもらったんです。
実際に使えるのか、配置後のスペースがどのくらいになるのか、イメージがしやすくなり、動線なども具体的に考えることができました。
また「この家具をどう生かすか」などを考えるヒントになりました。
リクシルのピエラを使った「造作風洗面台」の図(スケッチ)も作成!
リノベでこだわった洗面台。
「なるべく掃除をしたくない。でも、造作風の可愛い洗面台に憧れる!」
そこで選んだのが、LIXILのピエラ。ハイバックカウンターの壁つき水栓で汚れにくい!
この洗面ボールと下の収納のみを購入し、施主支給した照明ランプ、タイル、鏡、スイッチプレートを組み合わせ、半造作風にしました。
掃除しやすさと可愛さが実現できたと思います。


鏡の高さやスイッチの位置、タイルを張る幅まで細かく決めてますね…
おかげで、横の収納などもサイズピッタリでした✨
そして、実際にできた洗面台はこちらです↓


間取り図への書き込み
工務店さんが作成してくれたリノベ後の完成予定の間取り図に、コンセントの追加をお願いする場所を書きこみました。
また、照明の位置、棚の位置など、変更点も書き込んでお渡ししました。
わが家の失敗談と打ち合わせでの注意点
わが家の失敗談|階段が抜けていた



私も資料や図を作成したり、色々と工夫しましたが、失敗したことがありました…
それは、「階段」です。1階も2階もフローリング張替えの依頼をしたため、階段も同じように張り替えられると思っていました。
そして、気づいたのは工事が始まった後。
工事が進む中で、階段がなかなか張替えられないので、アレ?と思って尋ねると「工事に入っていない」と。
見積書を確認すると、たしかに“階段”の記載はありません。何度もしっかり確認したつもりだったんですが…
追加で工事をお願いしましたが、フロアに使用したフローリングが節目ありの新しい素材だったため、階段用の同じ柄はないとのこと。
急遽、カタログから似た色を探して採用してもらいました。
追加の工事費用が発生し、先に見積書に組み込んでおけば割引が適用されたかもしれないと、残念な思いをしました。
失敗から学んだ、打ち合わせの注意点
- 口頭で伝えるだけでなく、できる限り書面にも記録を残す。
- 急ぎでなければ、電話での連絡よりも後から見直せるメールでの連絡。
- 図や写真を多用してイメージの共有。
- 見積書は細かい部分まで確認
総額だけでなく、希望項目がしっかり反映されているか
「〇〇一式」と記載されている項目は、具体的な内訳を確認



きっと大丈夫だろうという思い込みは厳禁。
不明な点は遠慮なく質問することが大切です!
まとめ|過去のこだわりが未来のヒントに
久しぶりに当時のリノベ資料を見返してみると、当時の好みや判断、考え方を思い出すことができました。
当時の好みは「可愛くて掃除がしやすい家」。12年暮らした今は、「オシャレでラクにキレイを保てる家」が理想です。
掃除や片付けの負担を減らしつつ、家族みんなが心地よく暮らせるとよいなと思っています。
そして、年月が経った今だからこそ、たくさんの“気づき”があります。
過去の資料を振り返ることで、「実際にやってよかったこと」「ちょっと後悔していること」が整理でき、それが次の家づくりの大きなヒントになります。
今後はその「気づき」を少しずつ発信していく予定です!
次回は、そんなリノベ経験を記録した、「キッチン設備の12年使用レビュー」 をご紹介したいと思います。
よかったら、また読みにきてくださいね♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました✨
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