にしここんにちは、にしこです。
洗濯機の下って、気づくとホコリや髪の毛がたまっていませんか?
私も、大掃除の時に少しずらして埃をとったり、床を拭いたりすることがありますが…。
重いし、ホースが抜けないか心配だし、かなり掃除しにくい。
そんな時、洗濯機の“かさ上げ台”というものがあることを知りました。
「次に買い換える時は、絶対つけたい!」
そう思って、かさ上げ台のメリットや選び方のポイントを調べたのでまとめます。
洗濯機かさ上げ台を使うメリット
まずは、かさ上げ台のメリットから。
- 洗濯機の下を掃除できるようになる
- 湿気・カビ対策になる
- 排水ホースの位置調整がしやすい
- 振動・音の軽減につながる場合も
とくに「洗濯機下の湿気・カビ」が気になる方にはおすすめ。
掃除機のヘッドやフローリングワイパーが入るだけでも、だいぶラクになります。
かさ上げ台の種類と特徴を比較
▶ ブロックタイプ(置くだけで安定)
四隅に置くだけのシンプル構造。安定感がある。
設置の際、前方2脚を載せてから後方2脚を載せるなど、全体を持ち上げなくてもOK。
ただし、移動がしにくい点や、高さ調整ができない点は注意。
メリット: 幅はどのサイズにも対応。1脚の耐荷重が高く、安定感あり。
デメリット: 移動不可・高さ調整不可(低めが多い)。設置時の場所の調整は難しい。
👉参考商品
▶ フレームタイプ(台座一体型)
金属や樹脂製のフレームで、洗濯機を全体で支えるタイプ。
高さや幅を調整できるものもあり、安定感がある。見た目スッキリの棚の形は商品が少ない。
メリット: サイズ・高さの調整可。安定感あり。デザイン性が良いものも。
デメリット: 移動不可・組み立て必要。
👉参考商品
ちなみに、ニトリには棚のかさ上げ台も↓


見た目はかなりスッキリで、25㎝のかさ上げで下の棚に収納もできるようです。
ただ、耐荷重が不明なのと、結局台の上(洗濯機との間)に埃が溜まるかも…?
サイズも固定されており、ニトリのドラム式に合うサイズのようです。
▶ キャスタータイプ(移動ラクラク)
下にキャスターが付いており、掃除や点検がしやすいタイプ。
ただし、ドラム式など重量がある機種では、耐荷重やストッパーの有無(効き具合)に注意。
移動させる際は、排水ホースをひっぱらないように注意は必要。
メリット: サイズ・高さ調整が可能なものも。掃除・メンテが圧倒的にラク。
デメリット: 振動でキャスターが動く場合あり。
👉参考商品
選ぶときのチェックポイント
■ 耐荷重
洗濯時は「本体+水+洗濯物+動作時の負荷」のすべてが台にかかります。
「どれくらいの耐荷重があれば安心なの?」
私も疑問に思ったため、調べて試算してみました!
▼ドラム式の耐荷重目安(各メーカーの代表機種で試算)
- 本体重量:70〜95kg
- 瞬間水量:10~30L(約10~30㎏)※
- 洗濯物:10~12㎏(満載を仮定)
- 脱水時の振動荷重:実荷重の1.5〜2.0倍に相当
→ 合計:およそ180~290kg
→ 耐荷重300kg以上のかさ上げ台が安心
※メーカー公表の総使用水量は75L~90Lですが、ドラム式は「たたき洗い」なので、水をほとんど溜めません。
ドラム内に同時に存在する水(=瞬間水量)を、実際の荷重に使う値として計算しています。
ドラム式は遠心力が大きく、特に前方に重心が寄るため、実荷重よりも大きな負荷がかかかります。
▼縦型洗濯機の耐荷重目安(各メーカーの代表機種で試算)
- 本体重量:35〜55kg
- 1回の使用水量:60〜90L(約60~90㎏)※
- 洗濯物:10~12kg(満載を仮定)
- 脱水時の振動荷重:実荷重の1.2~1.5倍に相当
→ 合計:180〜230kg程度
→ 耐荷重250kg以上で十分安全
※縦型は“水流洗い”なので、ドラム式より多くの水を使います。
縦型は使用水量は多いですが、本体が軽く、揺れもドラムより小さいので必要耐荷重も低めです。
■ 設置環境
同じ機種でも以下の要素で加わる荷重が変わります。
- 床の剛性(木造/鉄筋、二階設置など)
- 防水パンの材質
- 洗濯機の水平調整の精度
- 台の構造(角度・脚の数・接地面の大きさ)
- 衣類の偏りによる振動の大きさ
これらによって、さらに振動荷重が大きくなる場合があります。
設置は「買い替え時」がベスト
洗濯機はとにかく重いため、後付けよりも新しく購入するタイミングで設置するのがおすすめ。
もし既存の洗濯機に使う場合は、2人以上で安全に作業をしましょう。



ちなみに、縦型はドラム式より軽めですが、かさ上げ後のフタを開ける高さにも注意しましょう。
上部の棚や吊り戸棚と干渉しないか、事前に確認をしてくださいね。
まとめ:見えない場所の工夫で、暮らしが変わる
かさ上げ台があるだけで、掃除のしやすさ・湿気対策・排水メンテが一気にラクになります。
〇ドラム式 → 耐荷重300kg以上
〇縦型 → 耐荷重250kg以上
を基準に、自宅の環境にあった商品を選んでみてください。
同じように、かさ上げ台の購入を迷っている方の参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました✨
ドラム式洗濯機の腰痛対策に!体にやさしい使い方をまとめています↓





