こんにちは、にしこです。
わが家で毎日のように使っている電気ケトルは、ラッセルホブス(Russell Hobbs)。
購入したのは、なんと12年前。
ほぼ毎日、コーヒーや紅茶、お茶に使ってきました。
家電って、数年で壊れたり買い替えたりすることも多いですが、このケトルは12年たった今でも現役。
少しスイッチの調子が悪くなってきたものの、
「またラッセルホブスを買いたいな」と思えるくらい、気に入っています。
今回は、そんなラッセルホブスの電気ケトルを12年使ってわかった、正直なレビューをまとめます。
長く使える家電を探している方の、参考になればうれしいです。

ラッセルホブスの電気ケトルとは?
ラッセルホブスの電気ケトルは、お湯を沸かすことに特化したシンプルなタイプ。
保温機能はなく、スイッチを入れるとお湯が沸いて、自動でOFFになるだけという潔さです。
でも、その「シンプルさ」がとても使いやすい。
スイッチを押せばすぐにお湯が沸くので、忙しい朝でもストレスがありません。
特にラッセルホブスのケトルは、沸騰までの時間が早いのが魅力。
そしてもうひとつの特徴が、細くカーブした注ぎ口。
コーヒーをドリップする時や、ティーポットに注ぐ時にもコントロールしやすく、
「注ぎやすさ」は他のケトルと比べても抜群です。
ステンレス製で見た目もすっきりしていて、
キッチンに出しっぱなしでも絵になるデザイン。
にしこ実用性とデザイン性を兼ね備えた電気ケトルだと思います。
12年使ってわかった!ラッセルホブスの良かったところ
沸騰の速さに感動!忙しい朝にも便利
ラッセルホブスのケトルは、とにかく沸騰までが早いです。
実際に測ってみたところ、200ml(コーヒー1杯分)なら約1分で沸騰しました。
一般的な電気ケトルでは200mlで1分20~40秒ほどかかることが多いので、ラッセルホブスはかなり早い部類と言えます。
保温機能はありませんが、その分シンプルで壊れにくい&電気代のムダもなし。
わが家ではこのシンプルさがちょうどいいと感じています。
細い注ぎ口でコーヒーが淹れやすい!注ぐ量の調整が簡単で、料理にも便利。
注ぎ口が細くて長いカーブになっているので、ドリップコーヒーにもぴったり。
狙った場所に少しずつゆっくり注げます。
実家ではティファールを使っていましたが、注ぎ口が太くて勢いよく出てしまい、
コーヒーをこぼしてしまうことも。
最近は他のメーカーでも注ぎ口が細いケトルが出ていますが、ラッセルホブスは根元は少し太めで、先端に向かって少しずつ細くなるタイプ。
傾きの調整でお湯の量をコントロールしやすく、早く注ぐこともできるため、料理で使う際も便利です。


注ぎやすく、量の調整も簡単です。
ステンレスの質感とデザインが◎
ラッセルホブスは、なんといっても見た目がオシャレ。
ステンレスの質感が美しく、どんなキッチンにもなじみます。
リノベーション後に購入したのですが、
「キッチンに出しっぱなしでも様になる家電を選びたい」と思って選びました。



実際に、遊びに来た友人にも「このケトルオシャレ!どこのケトル?」と褒められました。
お手入れがしやすい
蓋が本体から完全に外れるタイプなので、中を洗いやすいのもポイント。
口も広く、手を入れて中までしっかり洗えます。
注ぎ口の中は手では洗えませんが、
我が家では軽くすすぐだけで問題なく使えています。
長年使うと底に水垢が付着してきますが、クエン酸を入れると除去できるようです。
私は人体には無害であると聞いてから、クエン酸除去までは行っていません。
ただ、たくさん蓄積すると熱伝導が悪くなるようなので、本来は定期的に除去した方がよいと思います。


シンプルで長持ち
12年使って感じたのは、構造がシンプルだからこそ壊れにくいということ。
保温や温度設定などの機能がない分、部品も少なく、結果的に長持ちしています。
毎日4~5回、家族がそれぞれ使うほど使用頻度が高いのに、ここまで長く使えているのは本当に優秀だと思います。
気になった点・困ったところ
蓋がかたい!最初はちょっと苦戦——使いやすくする工夫がある
口コミにも多いですが、最初は蓋がかなり固いです。
本体を手でしっかり押さえないと、蓋が外れません。
お湯を沸かした直後は本体も熱くなるため、持つことができず開けるのが大変でした。
そこで、蓋の内側にあるひっかかり部分を少し押して調整してみました。
すると、片手でケトルの持ち手を持って、反対の手で軽く引くだけで蓋が外れるようになりました。
今では簡単に快適に開け閉めができています。
蓋が固い!と思ったら、何度か押して自分で調整してみることをおすすめします。


私はここを押して調整して、快適に使えるようになりました。
注ぎ口の中は洗いにくい
注ぎ口が細いため、手では洗えません。
細いブラシがあれば理想ですが、わが家では基本的に「使ったらすぐにすすぐ」だけで十分きれいをキープできています。
そろそろ寿命?スイッチの調子が悪くなることも
12年ほど経った最近、スイッチの反応が少し不安定になってきました。
本来ならボタンを押すと下がったままの状態でお湯が沸き、沸騰すると自動で戻る仕組みですが、
押してもすぐ戻ってしまい、お湯が沸かせないことが時々あります。
スイッチを強めに押したり、電源プレートの上で本体を少し回すと反応しますが、そろそろ寿命かな、と感じています。
それでも、ここまで長く使えたことを思えば、「よく頑張ってくれたな」と思います。
ティファールとの比較
「早く沸く」は同じ。でも“注ぎやすさ”と“見た目”はラッセルホブスの勝ち
実家ではティファールのケトルを使っていましたが、
注ぎ口が太くて勢いよく出てしまうことが多く、少し使いにくく感じていました。
ラッセルホブスはお湯の出る量を自分でコントロールできるのが大きな違い。
コーヒーを淹れる時やカップスープを作る時も注ぎすぎることがありません。
そして、ステンレスのデザイン性の高さ。
出しっぱなしでも生活感が出にくく、キッチンの雰囲気を壊さないのが気に入っています。
ティファールの方が価格はお手頃の商品が多いですが、実用性やデザイン性はラッセルホブスに軍配が上がると思います。
12年使った今、買い替えるなら?
最近は、いろいろなメーカーからドリップ専用タイプもでています。
また、ラッセルホブスからも温度調整・保温機能付きモデルがでているようです。
ただ、わが家の使い方を考えると、
やっぱりシンプルなタイプがいちばん合っていると感じます。
必要な時にさっと沸かして、すぐ注げる。
その気軽さが毎日の暮らしにちょうどいいんですよね。
次に買う時も、またシンプル機能のラッセルホブスを選ぶ予定です。
まとめ|12年使っても好きなケトル
デザイン、使い勝手、耐久性。
どれをとっても、ラッセルホブスの電気ケトルは満足度が高い家電でした。
蓋の硬さやスイッチの経年劣化などはありますが、それでも12年間、毎日使い続けられたという事実がすべて。
「シンプルで長く使えるケトルがいい」
「出しっぱなしでもオシャレに見えるものを選びたい」
そんな方には、ラッセルホブスを心からおすすめします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました✨
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