にしここんにちは、にしこです。
ドラム式洗濯機って便利ですよね?
「ドラム式洗濯機=大きくて高価」というイメージが強いですが、
最近は、マンション住まいや一人暮らしに加えて、
子育てがひと段落して洗濯物が減ったご夫婦など、
「省スペース・省エネ」を重視する人たちの間でも需要が高まっています。
ただ、小型(コンパクト)ドラム式洗濯乾燥機の中には、
「開口部(取り出し口)」の高さが低すぎて、腰に負担がかかりやすい製品もあるって知っていましたか?
実物を見ると、「えっ、こんなに低いの?」と感じる機種も少なくありません。
でも、選び方を押さえれば 小型でも腰にやさしい洗濯動線 を作れます。
この記事では、
- 小型ドラム式の “ここを見ればOK” という高さのポイント
- 腰がつらい人向けの注意点
- 1~2人暮らしで洗濯物が少ない場合の工夫
- かさ上げ台の活用
- にしこ的おすすめ選び方チェックリスト
をまとめました。
ドラム式洗濯機の腰に負担が少ない姿勢の工夫を知りたい方はこちら↓
小型(コンパクト)ドラム式洗濯機は「開口部の高さ」がとても重要
ドラム式洗濯機は、開口部(取り出し口)の高さ=腰の負担に直結します。
■ 大型はそこまで変わらない
大型(12kg前後)は、どのメーカーも、開口部の中心は70cm前後で大差なし。
■ 小型はバラつきが大きい
一方、小型(コンパクトタイプ)は40cm台〜70cmまで幅が広いため、
(開口部の設計による差が大きい)
低すぎる機種だと “毎回しゃがみ込み姿勢” になり、腰にきます。
※洗濯容量だけでなく、幅・奥行き・高さなどの設計がコンパクトな機種も含みます。
腰にやさしい理想の高さの目安
- 開口部の中心が “65〜70cm” くらいあると負担が少ない
- 60cm以下は、しゃがむ動作が必須になることが多い
- 膝・腰が弱い人は “65cm以上” を目指すのがおすすめ



家電量販店に展示されていれば、実物を測らせてもらうのが確実です。
スタッフさんに「高さを確認したい」と言えば普通に測らせてもらえますよ。
65㎝以上の機種はどれ?と気になる方へ
主要メーカーの開口部(ドア)の高さを比較した記事はこちら↓


小型を選ぶ人向け|実は「床に座って作業」がラクなケースも


一人暮らしの方など洗濯物が多くない場合や、膝の状態に問題がなければ、
■ 床に座って(または膝立ちで)
洗濯物を一つずつ
- 取り出す
- そのまま畳む
- 浅めのかごに入れる
全部たたんだら収納へ、という動線が意外とラクです。
座って作業する方が、中腰より腰への負担が軽くなるケースも多いです。
かさ上げ台を使えば高さ問題はかなり解決できる
かさ上げ台を使うと
- 開口部の高さが +5〜25cm 上がる
※製品や設置条件によって差があります - 腰痛持ちには効果大
- 掃除がラクになるメリットも
ただし注意点もあります。
■ かさ上げ台の注意
- 必ず「対応機種か」「耐荷重」を確認
- 振動対策のレビューもチェック
- メーカー保証対象外になるケースもあるので工務店に確認推奨
かさ上げ台の種類や耐荷重について詳しく知りたい方はこちら↓


小型(コンパクト)ドラム式洗濯機のメリット
- 本体幅や奥行きが狭く、置き場所の自由度が高い
- 電気・水道代が大型より安い
- 1人暮らしや少人数家庭には十分
- 本体価格が比較的安い
小型(コンパクト)ドラム式洗濯機のデメリット
① 開口部が低い機種が多く、腰がつらいことがある
→ 高さチェックが最重要
② 容量が少なく、厚手の洗濯物は回数が増える
→乾燥容量は、洗濯容量の半分程度になるため注意
③ 乾燥の仕上がり・時間は大型より差が出る場合がある
→ 小型はヒーター式が多く、方式の違いを理解して選ぶ必要あり
④ 振動が大きい機種もある
→ 特にアパートでは要注意
⑤ 設置できるかどうかが家によって変わる
→ 給水・排水位置を要チェック
にしこ的「小型ドラム式洗濯機の選び方チェックリスト」


失敗しないチェック方法が知りたい方は、ここだけ読めばOKです。
【高さ・サイズ】
□ 開口部の中心が 65cm以上 または かさ上げ台で補える
(床に座って作業する場合、開口部は低くてOK)
□ 洗濯パンに入るサイズか
□ 給排水ホースの高さ、洗剤投入口を開く高さも考慮しているか
【使い勝手】
□ ドアの開閉方向は生活動線に合っているか
□ 前方にドアを開くスペースが十分とれるか
(床に座っての作業も選択肢に入れる)
□ フィルター掃除の位置は行いにくくないか
□ ゴムパッキン周りの掃除がしやすい構造か
【機能】
□ 乾燥方式を確認
・ヒートポンプ式か
・ヒーター式の場合は「低温風・除湿方式」などの特徴は?
・衣類へのやさしさ/電気代/乾燥時間のバランス
□ 1回の洗濯物量に合った容量か
□ 振動が少ない設計か
【その他】
□ かさ上げ台の対応可否・耐荷重
□ 排水口位置と合うか(超重要)
□ 展示があれば“実物の高さ”を確認
まとめ|小型ドラム式は「高さ」と「作業スタイル」で選ぶのが正解
小型ドラム式は、大型よりも本体サイズ・開口部の高さのバラつきが大きいので、
腰の負担を減らしたい人は、開口部の高さチェックが必須です。
とはいえ、
- 床座りのスタイル
- かさ上げ台
を組み合わせれば、小型でも十分使いやすくなります。
「とにかく置き場所が狭いけどドラム式にしたい!」
「一人暮らしだから小型で十分」
という方には、小型はとても良い選択です。
ぜひ、チェックリストを見ながら、腰にやさしい一台を選んでくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました✨







