エアコンクリーニング後は、内部をしっかり乾燥させることが大切です。
私は以前、乾燥のためには「送風運転がおすすめ」と紹介しました。

ところが、先日わが家のお掃除機能つきエアコンをクリーニングしてもらった際、気づいたことがあります。
「あれ?送風ボタンがない…。」
今は真夏の8月。
「送風がないなら暖房?」
「暑いけど、ちゃんと動く?」
そんな疑問がわき、実際に取扱説明書を確認しながら調べてみました。
今回は、実際に試した結果や取扱説明書をもとに、「送風ボタンがない場合の乾燥方法」を紹介します。
結論から言うと、送風ボタンがなくても乾燥させる方法はあります。ただし、機種によって方法が違いました。
エアコンクリーニングした2台の機種を紹介
今回クリーニングしたのは、
- シャープ AY-S56V2-W(リビング・お掃除機能付き)
- 日立 白くまくん RAS-HT25L(2階寝室・お掃除機能付き)
どちらも送風ボタンがありませんでした。
「送風がおすすめ」と聞いていた私は、
「えっ、じゃあどうやって乾かすの?」
という状態に…。
業者さんから「冷房を30分つけてください」と言われたが…
クリーニングが終わると、業者さんはすぐに冷房をつけていました。
「このままエアコンはつけておいた方がいいですか?」と聞くと、
「30分くらい運転してください。」
とのこと。
「冷房でいいんですか?」とさらに聞きましたが、
「中のファンを乾かすためです。」
という説明でした。
ただ、設定温度はもともとの26℃のまま。
私は以前、「クリーニング後は送風がおすすめ」と調べていたこともあり、
「26℃の冷房を30分つけるだけで、本当に乾燥できるのかな?」
と疑問に思いました。
まずは暖房で乾燥できるか試してみた
業者さん帰宅後、やっぱり不安になり、送風にしようと思いましたが、
「送風ボタンがない…」
そこで「暖房で乾燥させればいいのでは?」
と思い、設定温度31℃・風量強で運転してみました。
ところが…
風がふんわりと出るだけ。
室温が高いせいか風はほとんど出ません。
これではなかなか乾かなそう…。
「なんでだろう?」と思いましたが、あとから取扱説明書を確認して納得しました。
真夏は暖房が使えない機種もある
まず、わが家のシャープの取扱説明書を見ると、
暖房運転の条件は
- 外気温24℃以下
- 室温28℃以下
となっていました。
一方、日立 白くまくんでは、
暖房の使用外気温範囲は-10~21℃。
さらに、
「外気温24℃以上では製品保護のため運転しないことがあります」
と記載されています。
今回の外気温は32~33℃。
つまり、
どちらのエアコンも、真夏は暖房運転に適した条件ではありませんでした。
実際に暖房運転で風がほとんど出なかったのも、このためだったのかもしれません。
「クリーニング後は暖房で乾燥」という情報をよく見かけますが、
機種によっては真夏には使えない場合もある
ということが分かりました。
シャープは「内部清浄」が使えた
さらに説明書を確認すると、
シャープのエアコンには、
- プラズマクラスター送風
- 内部清浄
という機能がありました。
しかも、
内部清浄は手動で開始することもできます。
これはまさに、エアコン内部を乾燥させるための機能。
もともとエアコン停止後に動くよう設定はしていましたが、強制的に手動で動かせることは知りませんでした。
「送風ボタンがない!」
と思っていましたが、
実はメーカーが内部乾燥のための機能を用意してくれていたんですね。
現在は、クリーニング後の乾燥にこの「内部清浄」を使っています。


液晶に表示が出れば設定完了。
「パトロール」という機能も発見!
取扱説明書を読んでいて、もうひとつ初めて知った機能がありました。
それが
「パトロール」
という機能。
- お部屋モード→お部屋とエアコン内部のカビを抑制
- 内部モード→エアコン内部のカビを抑制
の2種類の設定があります。
エアコンを使っていない時でも、室温や湿度が高くなると、カビが発生しやすい環境にならないよう、自動でプラズマクラスターを放出してくれる機能だそうです。
「こんな機能、あったんだ!」
と初めて知りました。
せっかくクリーニングしてもらったので、「内部モード」をさっそく設定。
今後、少しでもカビの発生を防いでくれたら嬉しいです。
また、夏場に長時間使わない部屋のカビ対策にも役立ちそうです。

液晶にこの表示が出れば設定完了。
日立「白くまくん」の乾燥機能、ヒートアタックは使えた?
一方、日立の白くまくんには
ヒートアタック
という機能があります。
ただし、
自分の好きなタイミングで強制的に動かすことはできません。
送風ボタンもありません。
暖房も真夏では条件外。
そこで今回は、
冷房の設定温度を高め(30~32℃程度)、風量を強にして風をしっかり通す方法
を試しました。
これくらいの設定温度であれば、冷えすぎず送風に近い状態で風を通せます。
暖房よりもしっかり風も出たため、こちらの方が乾燥には向いていると感じました。
ただし、これはメーカーが「クリーニング後はこの方法で乾燥してください」と案内しているわけではありません。
あくまでも、
わが家で試している方法
として参考にしていただければと思います。
ヒートアタックを使う方法は?
取扱説明書によると、ヒートアタック機能は冷房や除湿が10分作動した後に自動で働く機能です。
約1時間、内部を乾燥させてカビを抑えてくれます。
そのため、今回は30℃の冷房を10分以上運転して停止。
すると、その後無事にヒートアタック機能が作動してくれました。
ちなみに、この機能は初期設定ではOFF。
リモコンにも「ヒートアタック」という専用ボタンはありません。
わが家の機種では、温度ボタンの▲(温度を上げる)と暖房ボタンを同時に5秒押すことで設定ができました。
そして、私は購入してから数年間、この機能の存在に気づいていませんでした…(泣)
「設定していたら、今よりはカビの発生が抑えられたのでは…?」と少し後悔しています。
白くまくんを購入される方は、ご自宅の取扱説明書を確認し、ぜひ設定しておくことをおすすめします。

液晶に加熱と出れば設定完了。
今回あらためて感じたこと
今回一番感じたのは、
「送風ボタンがない=乾燥できない」ではない
ということです。
同じ「送風ボタンがないエアコン」でも、
シャープは内部清浄が使えました。
日立はヒートアタックという別の機能がありました。
つまり、
エアコンによって乾燥方法が違う
ということです。
ネットの記事だけを見て
「暖房が正解」
「送風が正解」
と決めつけるのではなく、
まずは自分のエアコンの取扱説明書を確認することが大切だと感じました。
送風ボタンがない場合、私はこの順番で確認
送風ボタンがない場合は、
- 取扱説明書を確認する
- 内部清浄・内部乾燥などの機能がないか確認する
- 強制的に実行できるなら、その機能を使う
- それもない場合はメーカーの案内を確認する
(暖房が使える季節は暖房を使う)
この順番が安心だと思います。
まとめ
今回、自宅の2台のエアコンをクリーニングして、
「送風ボタンがない」
という同じ状況でも、
機種によって対応方法が違うことが分かりました。
わが家では、
- シャープ
手動で内部清浄を使用。 - 日立 白くまくん
高めの設定温度+強風の冷房で運転。
その後停止してヒートアタックを作動。
という方法を選びました。
エアコンクリーニング後は、
「送風ボタンがあるか」だけではなく、その機種に用意されている乾燥機能を確認することが大切です。
にしこ今回、取扱説明書を読んで初めて知った機能もあり、説明書を読むことって大切なんだな、と改めて思いました。
ちょっとめんどくさいですが、ネットで検索することもできます。
時間がある時に調べてみるのもおすすめですよ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました✨
▼以前の「エアコンクリーニング後は暖房・冷房・送風どれがいい?」の記事では、それぞれの特徴やメリット・デメリットも紹介しています。
ぜひあわせてご覧ください。










